憂鬱
ツイートするとタイムラインを荒らすので逃げてきた。乱雑なので読まなくていい。
一転して憂鬱になった。
認めたくないけれどやっぱり何かおかしいと感じる。
家出する前から一転しがちだったけれどいざこざが引き金になって悪化したような実感がある。
今日のきっかけはフラッシュバックだった。
大阪駅の印象は全く良くない。連れられ、言われるがまま、何の自由もなく歩いたことしかなかった。
あの陰鬱なホームは不自由さの象徴であり、無闇矢鱈に広いのも本当に気に入らなかった。
そしてたくさんの思い出が流れ込んできた。
母親が隣にいるみたいだった。
それを苦しいと思う自分も嫌だった。
絶望的なまでに気力がない。どうせ2日も経てば奇妙なほど復活するんだろうと思うけれどこの浮き沈みにもとても疲労している。
今は胸を引っ搔き回されてるような感覚がする。
まっすぐ立てずに揺れている。
前から、追い詰められた時に、「死にたい」ではなく「このままでは生きられない」という感覚がある。
自分の精神に殺されるような。あるいは街や環境に殺されるような。
決して望んでいないのに押しつぶされて破裂してしまうような覚えがある。
でも結局のところ中身を打ち明けると駆り立てられているだけにすぎなかった。
自傷欲求があるのでわざとフラッシュバックの内容を書こうと思う。
お願いだから一人にしてくださいと親に頭を下げて泣きながら夜家から出てきた日のこと。
あの日が本当に怖かった。騙して家出した当日の次に怖かった。
父親があんなに不気味だったことはない。
散々、私が泣き喚いて一人にしてと言いお願いだからホテルで生活させてと言いやっと出てきたのに、5分もたたないうちに「送り迎えさせてほしい」という電話をかけてきた。
気が狂ってるんじゃないだろうか。
夜だったのは確かに危ないかもしれないが徒歩圏内のホテルだと言っても送り迎えすると聞かなかった。
その上で、どこのホテルか聞き出して、「もう待ってる」と言った。
気が狂っている。送り迎えとは何だ。チェックインするところを見たいと言われた。チェックインするまで帰らないと言われたので公園で泣きながら身を潜めていた。会ったら何をされるかわからないと咄嗟に思ったから。
もう一つ。
新大阪のホテルは駅が近かった。降りてまっすぐ行くと貨物列車の線路があった。
それが本当に良くなかった。深夜もずっと電車の音が部屋の中までずっとした。
私もその日はだいぶ頭がおかしくなっていて、深夜1時くらいに線路の周りを彷徨いていた。
そうしたらフェンスを越えられそうな穴を見つけてしまった。
忘れられない。足をかけてくれと言わんばかりの穴だった。なんでこんなものがあって何でこれを見つけるんだと深読みしてしまった。
1時間くらい電車が通り過ぎるのを見ていて、その後スマホと財布を置いて足をかけて線路に入ろうとして、やめた。
これに関しては完全に自業自得で、自ら傷を増やしたのだから救いようがない。
忘れることができなくなることを知っていたら入ろうとしなかったんだろうか。その時は必死だったから何もわからなかった。
すぐに後悔した。剥き出しの線路がとてつもなく気持ち悪い記憶として焼きついたから。
あの真っ暗で高いビルしかなくて電車の音が常にする街にもう居られないだろうと思う。
今日駅のホームでまた線路を見る羽目になって吐き気がした。今はあれが臓物のような生理的嫌悪を掻き立てる何かに見える。死の象徴になったのかもしれない。
乗り換え防止フェンスがあると安心する。私がやってしまうと思ってるわけでもなく、ただ線路を見てると吸い込まれるような感覚に陥るから直視したくない。
今はビルさえ怖い。その夜たちを思い出すから。
車も怖い。都会を象徴するものみんな怖い。高速道路やタクシー。
夜になると突然全てが冷ややかに見えるのはなぜだろう。
駅のホームの中も怖かった。みんなが無機物のように流れ込んでいくのが奇妙で気持ち悪くて。
夜景を美しいと思えなくなったのは何という損害なんだろう。
私も、希死念慮が一番強かった時、線路に吸い込まれそうな感覚がありました。
返信削除人身事故をしてしまう人の気持ちが、その時初めてわかりました。
あれは、わざとじゃないんですよね。吸い込まれちゃうんですよね。
お返事遅くなって本当にすみません…バタバタしていてブログの方見ていませんでした。
削除気持ちを理解してくださって本当に嬉しいです。その通りなんです。怖いのでしばらく線路を見ない生活しています